MIKIKO TERAUCHI
ARCHITECTURE LABORATORY

テララボ

日誌

アーカイブ

お久しぶりです。M1の森です!

今回は、寺内研究室が広報学生部会として参加した「芹っ子ふれあいフェスタ」(10/18)と「秋のオープンキャンパス」(10/25)の様子を紹介します。

芹っ子ふれあいフェスタは、PTAの方々や小学校の先生などが約15個の体験型のブースを出展する芹田小学校のお祭りです。広報学生部会は昨年に続き参加し、小学生に工学の魅力を伝えました。ここからは、ブースで行った【パズルでモデリング】と【お絵かきVTuber】の2つのコンテンツを紹介します。

【パズルでモデリング】では、Tinkercadというモデリングソフトを用い、パズルのような感覚でモデリング体験をしてもらいました。あらかじめハロウィンをモチーフにした見本を作り、当日はその見本を再現して作品を作ってもらいました。

難しさに応じてレベル分けし(かぼちゃは一番難しいレベルです)、さらに数値の変更などでオリジナリティを出せるように意識しています。

そして、この体験で作ってもらったモデリング作品は、このあとさらに活躍するので覚えておいてくださいね!

【お絵かきVTuber】では、自分の描いた絵が自分の動きと連動する体験をしてもらいました。ゴールデンウィークにわかさとクエストで行ったコンテンツと同じものになりますので、詳しくはそちらをご覧ください!

一方、秋のオープンキャンパスでは、夏のオープンキャンパスに引き続き授業動画のVR体験と広報学生部会の活動紹介、工作機紹介を行い、またこれらに加え、新たにC3棟でオーナメント展示を行いました。

ここでは、オーナメント展示を紹介したいと思います!

C3棟の階段の吹き抜けを利用したこのオーナメント展示は、階段の手すりに結んだ糸を一点に集めた逆円錐形となっています。そして、この糸に結んでいるのが、芹っ子ふれあいフェスタで小学生に作成してもらったモデリング作品なんです!

そして、実際にモデリング体験をしてくれた子には、作ってもらった作品をプレゼントしました!自分だけの作品を「探して楽しい」「貰って嬉しい」そんな展示を意識しています。

今回は、芹っ子ふれあいフェスタと、秋のオープンキャンパスの様子を紹介しました。これまでなかった2つのイベントの連携は、小学生に信州大学を訪れて知ってもらうきっかけとなったかと思います。これからも芹田小学校のような地域と信州大学の連携から新たなコンテンツが生まれることに期待したいですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

プロジェクト、修士研究、学会で大忙しだった夏が過ぎ、工学部がイチョウの木に彩られる秋を迎えました。お久しぶりです。M2の中川です。

そして!!待ちに待ったASOBLE須坂店が10月3日に遂に開店いたしました!

このプロジェクトは、株式会社ワイドレジャーが運営するアミューズメントパークのASOBLEイオンモール須坂のキッズスペースの設計のプロジェクトです!

須坂市と言えばフルーツ!ということで、ASOBLEのロゴカラーに塗られたりんご、ぶどう、くり(くりは隣町の小布施町の特産品)のパネルを使って、ボールプールと一体化したフルーツドーム、シアター、スツール、マットを設計しました。なんとも可愛らしいですねー(笑)

検討や製作においては、様々な方のご協力をいただきました。本当にありがとうございます。(上の写真は、名古屋市立大学での構造実験の様子)

     

連日大盛況なようで、先日プライベートでも行ったのですが、親子連れですごく賑わっていました。とても嬉しいですねー

    

自分たちの代が行ったプロジェクトは以上になります!是非、皆様も遊びに行ってみてください!

こんにちは。M1森です!

今回は、9月10日~12日に九州大学で行われた建築学会への参加をご紹介します!

寺内研究室では、毎年建築学会へ参加し、M1、M2、昨年の卒業生が、卒業設計、調査、プロジェクト、修士論文、修士設計を発表しています。

そんな毎年の恒例行事である学会発表ですが、昨年と違う点が一点。それは昨年が明治大学で行われたのに対して、今回は九州大学で行われるということ!

ということで、長野市からの7時間の長旅から始まった今回の学会の旅をお伝えします。

(上の絵は、旅のしおりのためにM2加藤さんが書いてくださいました。)

0日目

学会は9時から始まるため、前日に九州へ向かいます。M2は熊本県へ、M1は福岡県北九州市へ向かい、各学年でそれぞれ九州の建築、文化に触れました。

M1は、北九州市立美術館と、リバーウォーク、旦過市場へ行き、夜は中洲の屋台で食事をしました。まだ学会が始まっていないのに、充実感でいっぱいです。

1日目

この日は、昼から大きなイベントが2つやってきます。それは同時刻別会場で、OMAのコールハースの講演会と、篠原一男と磯崎新に関するディスカッションが行われるというもの。

自分は、ディスカッションを聞きに行ったのですが、篠原の図学的な図面というお話や、両者の異なる点など幅広くのお話を聞く中で、「図力」「おもねり」「モダニズムの横断」というインパクトのある単語から、「言説には構築されてきた歴史があり、同一の人物のものでも矛盾がある。だからこそそこに討論の余地が生まれ、また、だからこそ言説をそのまま受け取り、絡み取られてしまうことが無いよう気を付けなければならない。」という教訓まで多角的な学びを得ることができました。

2日目

この日は、寺内研の学生が多く発表しました。前日飲んでいた人も多い中、朝から発表に向かう姿はなんともかっこよく見えます。

発表の後は、卒業生、昨年の門前研究で一緒に研究をした武者先生・他大の先輩、寺内先生のご友人の石黒由紀先生、寺内研メンバーで、寺内先生のおすすめの「呉朝明(ごちょうめ)」でご飯を食べました。

福岡の食べ物のおいしさを実感する食事会で、発表が終わった開放感と安心感から多くの学生が楽しそうに弾けていました。

3日目

この日は、自分は午前中に発表がありました。そして研究室の他の学生はなんと、大宰府と九州国立博物館に行っていました。そうです、自分は置いて行かれました。

学会最終日ということもあり、この日の夜は、各自それぞれの旅へと散っていきました。ちなみに自分は、翌日に先輩、友達と直島、豊島巡りを予定しているので倉敷市のホテルに宿泊しました。

あるときは自分の発表へ注力し、あるときは興味のある発表を聞き、あるときは九州の文化に触れるとても充実した旅でした。なかなか簡単に行けない九州に行くきっかけとなった学会への感謝と、今回行くことができなかった多くの場所へのリベンジを心に刻んで今回の日誌は終わりたいと思います。

長文をお読みいただきありがとうございました。

p.s.

倉敷市のホテルで携帯を充電せずに寝落ちした自分は、翌日ホテル清掃員のドアのノック音で起きるという大寝坊をかましてしまい、島巡りには行けませんでした。